修理事例

軽自動車の傷・ヘコミから大破した事故修理まで

軽自動車の傷・ヘコミから大破した事故修理まで

塗装や交換パーツとの境界がわからないよう見た目をきれいにするのはもちろん、走行中に風や水の侵入やドアの異音防止のために、内側もしっかり修理します。自動車車体整備士の熟練スタッフが作業しますので、大きな事故修理でも安心してお任せください。

過失なしの保険修理

広い範囲の歪みも修理

駐車中に相手の車にぶつけられてしまったようです。今回は相手の保険での修理になります。
ドアの凹みだけではなく、広い範囲での歪みがあったためリヤドア(後部座席側、左右のドア)を交換することにします。

  • 付属品を外します

    塗装するために付属品を外します。

  • 内側を塗装

    今回は新品ドアの内側を塗装した後に取り付けてから外側を塗装していきます。

  • 塗装準備

    塗装のための準備です。この状態にできたら塗装です。

塗装終了

塗装終了。乾燥させてから外したパーツをもとに戻します。
磨き、洗車後に納車です。
ドアなどを新品交換する場合は、隣接するパーツで色の多少の違いをわからなくします。
今回は、フロントドアとクォーターパネル(リヤフェンダー)の色をボカシました。

除雪中のタイヤショベルとぶつかりました

ドアが大きく変形してしまいました

大きなタイヤショベルとぶつかってしまったみたいです。
ドア交換です。あとは、センターピラー(内側の縦のパネル)がどうなっているか確かめます。

  • ドア交換

    ドアを交換します。

  • センターピラー交換

    センターピラーも変形していたため交換することになりました。

  • 塗装

    ドアは吊り下げて塗装します。センターピラーと同時に塗装です。

完成

完成です。
ドア交換はパッと見てわかると思いますが、内側のパネルが重要です。
変形したままだと、走行中に風や雨が侵入してくる原因になります。
外観だけきれいに修理されても意味がありません。
内側もしっかり修理して完成です。

信号待ちで後ろから追突されました

大きな事故

ドアが開かなくなるほどの大きな事故

ノーブレーキかな?と思うくらいの追突事故です。運転手さんに怪我はなかったみたいで一安心です。
バックドアが開かないほどの変形なので、修理に時間がかかりそうです。

交換パネルを外します

バックドア・左右クォーターパネル(サイドパネル)・バックパネル(バンパーの内側パネル)の交換です。
左右のクォーターパネルにも歪みがでていてインナーパネルを修正しないと正常にパーツがつかない状態です。
直接関係なさそうに見える部分も見つけ出さないと完璧には直りません。
交換パネルを全て外すと、写真のようになります。(ガラスも外します)

パネル取り付け

内側を修正してパネルを取り付けていきます。(グレーの部分が新品パネル)
何回も付けては外しを繰り返しようやくミリ単位での微調整完了です。
スポット溶接とパネルボンド(特殊な自動車用ボンド)で取り付けます。

パーツ取付完了

塗装後すべてのパーツを取り付けて完了です。
大きな事故の場合は、フレーム修正機が大活躍します。
溶接機・フレーム修正機・塗装ブースは板金塗装工場には必要です。
いいものを使うから仕上がりがいいわけではないです。
職人さんの「技術と志」だと私は思っています。