トヨタ ハリアー 修理 ①
2022年5月11日 作業ブログ
こんにちは、修理屋とものたけです。
今日はトヨタのハリアーの左リヤドアと左クォーターパネルの取り替えについて紹介します。
こちらは横からぶつけられてしまったときにできたヘコミです。
左のリヤドアと左のクォーターパネルを取り替えていきます。
まずクォーターパネルを取り替える下準備をしていきます。
パネルを外すために、クォーターガラスを外します。
内側のカバーを全て外します。
リヤバンパーと左のテールランプを外します。
次にクォーターパネルを外していきます。
スポット溶接を専用のドリルで剥がし、ボディを切って外します。
カット部分に合わせて新品パネルを加工しながら取りつけます。
仮付けを何度も繰り返し、隙間を合わせて微調整していきます。
位置が決まったらパネルボンドという特殊なボンドを使って取り付けます。
新品パネルとの境目を半自動溶接機で溶接して、パテで成形します。
成形終了後、サフェーサーを塗装します。
ポイントは2つあります。
1.仮付けを何度も繰り返し、元の位置に確実に調整すること
これは、隣接するパネルや取り付けるパーツとの誤差をなくし、車体の違和感をなくすためです。
2.パネルボンドを使うこと
補修パネルはなるべく、サビがこないような処理を行います。
スポット溶接だと熱を加えてしまうため、溶接部分からさびやすくなってしまうからです。
次回は塗装をご紹介します。
このブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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